「診療報酬改定の妊婦加算」と「少子化」という問題

「診療報酬改定の妊婦加算」と「少子化」という問題

少子化なのに「妊婦加算」とは一体

今日、皮膚科で総合病院に行ってわかったのですが、なんと平成30年度より「妊婦加算」という項目が増えたそうです。妊娠していると初診は220円、再診110円加算して請求するとのこと。

幸い(?)妊娠していないと告げたので、加算されることはありませんでしたが、少子化のこのご時世おかしいよな、と思いました。

一回一回は大した金額ではないですが、妊娠して何回も通院する人にとっては厳しいと思います。

むしろ少子化のことを考えたら、妊婦は全て無料で診察してもらえるぐらいであって欲しいです。

生涯未婚率と生涯無子率での少子化加速

東洋経済オンラインの「ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―」のコラム、婚活していた独身時代から好きでよく目を通していましたが、今日『少子化は「未婚者の増加」だけが原因じゃない』の過去記事を発見しました。

記事によると「一生子無しの男性は約4割、女性は約3割」とのこと。この50年で、何らかの理由で既婚でも子供を持たない夫婦が約3倍に増えているようです。

莫大な税金を投入した地方自治体による婚活支援が失敗確定で、更に子供を持たない夫婦が居るという現状を踏まえて、政策を打っていくべきだと思います。

前述した「診療報酬改定の妊婦加算」等、おかしな時代にそぐわない報酬を承認などせずに。

まあ、同じ東洋経済オンラインの中で日本に必ず来る「人口急減」がもたらす大恐怖などの記事で少子化の問題を煽っていますが…。

それとも明確な答えの無いまま、日本は沈没していくのでしょうか。

よりよい未来を描いて、司法と行政が一体となって、この未曾有の危機を乗り越える手段を講じて行って欲しいものです。


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