「ああ不妊治療」を読んで


今日は前回の生理から1ヶ月、31日目です。(D31と言うそう)

今回は体外受精の初採卵のため、排卵が遅れての人工授精後なので、複雑な思いの中で結果を待っています。

今度こそ妊娠しているといいのですが。

そして、基礎体温は測り忘れたところもあり、ぐちゃぐちゃです。。。

そんな不安や期待、色んな感情が入り乱れる中で、気持ちを落ち着かせるために妊活関係の本を読むことにしました。

不妊治療のコミックエッセイ



まず手にとったのは、榎本由美さんの「ああ不妊治療 8年・1000万費やしたアラフォー漫画家の体当たりコミックエッセイ」です。

晩婚化が進み、不妊治療も高齢出産も比較的身近なものになってきました。しかしまだすこし尻込みしてしまうというのが現状です。本当に効果があるのか、かかる費用は?、労力は?…等々のぼんやりした不安。どうしても子どもが欲しいと不妊治療をはじめた著者が、足掛け8年で経験したさまざまな体験をユーモアたっぷりに描きます。妊活中の人はもちろん、休活中の人、卒業した人、悩める女性に送る、涙あり、笑いあり、情報ありの体験コミック!

コミックだと簡単に読めるし、タイトル画もユーモラスだったので、読んでて辛くないかなと思えたので。

なお、Kindle Unlimitedでは無料で読めるようです。

作者の榎本さんは二人目不妊なので、私のような一人目不妊とはカナリ状況は違うんじゃないかなと不安に思いながら読み進めました。

しかし、読めど読めど一人目のお子さんのことは何故か全く登場せず、一人目不妊の読者のことも考えて書かれてるのかとも思われます。

作者さんの体験は10年前のことのようですが、受けている治療法はそれほど変わっていないなと思えます。

私が通っているクリニック自体、先生も高齢だし、少し治療法が古いのかも知れませんし、私の場合、人工授精の時に排卵誘発剤等は打ってないので、不妊の原因が少々違ったのかも知れません。

また、賛同できたのは、学校教育で「卵子が老化する」ことを教えて欲しかったということ。

私自身、不妊治療するまでは、閉経まで何の問題もなく産めると思っていたし、そうであれば仕事など後回しにして、20代のうちに産んでいたかもしれません。

保健体育は受験に必要ないからと重要視していなかったし、授業では顕微授精の動画なども見させられていたので、生殖医療が発達しているから、仮に問題が有っても大丈夫としか捉えていませんでした。

後は、妊活ビジネスにだまされている部分も共感できました。巷に溢れる情報は、不正確で古いものが多いので、第三者の目から見てみると滑稽なものなんですよね。当人は必死ですが。

繰り返し書かれていますが、「不妊治療はギャンブルだ」。これは名言だと思います。

妊娠できるかできないかわからないのに、高額な治療費をかけていくのですから。

私もよくやるな、と思いますよ。それでも子供が欲しいし、後戻りできないから、頑張るのです。


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